Helsinki Biennial 2021
Helsinki ビエンナーレ 2021
ヘルシンキ・ビエンナーレは、海上都市ヘルシンキに優れた現代美術をもたらす国際的なアートイベント。HAMヘルシンキ美術館は、このビエンナーレのプロデュースとキュレーションを手がけている。2021年に第1回ヘルシンキ・ビエンナーレが開催され、フィンランドや世界各国から41もの芸術家やアート集団が参加した。
Sun Effectsは、展覧会の様々な作品について、屋内外の照明を設計・施工。また、ヘルシンキ美術館、Metsähallitus、その他のデザイナーと共同で、制作プロジェクトのマネジメントやロジスティクスを担当した。
ヘルシンキ・ビエンナーレは、文化の歴史が重なりあう、自然に回帰したヴァリサーリ島で、自然や建物を尊重する形で開催された。ヴァリサーリでは、歴史的建造物や火薬庫、空き家などの屋内外に設置された標識に沿って、作品を鑑賞することができる。
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Helsinki Biennial 2021 / Tuomas A. Laitinen - ΨZone, 2021 / Photo: Maija Toivonen
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Helsinki Biennial 2021 / Dafna Maimon - Indigestibles, 2021 / Photo: Maija Toivonen
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Helsinki Biennial 2021 / Sari Palosaari - Eons and Instants, 2021 / Photo: Maija Toivonen
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Helsinki Biennial 2021 / Mario Rizzi - BAYT (KOTI/HOME), 2013–2019 / Photo: Maija Toivonen
照明デザインは、キュレーター、アーティスト、技術スタッフの専門家と密接に連携しプランニングを行なった。ビエンナーレという型破りで挑戦的な舞台では、最新の機器を使ったカスタムメイドの照明ソリューションが必要だった。また、作品の内容や形態が多様であるため、多彩な技術的応用や革新的な照明方法が必要とされた。
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